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朝の食卓で、幼児を見守る若い夫婦J-02

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食べていいのか?

ここに載せたのは、調べた文をそのまま置いたものです。要約していません。
食べていいかを決めるのは、負荷試験と主治医です。 このページを読んで、ご家庭で試さないでください。

一 加熱 ──「火を通せば大丈夫」は、三分の一しか当たりません

乳幼児子ども大人高齢者
加熱すれば、アレルギーは弱くなる。

卵「オボアルブミンは卵で最も多いタンパク質だが、十分に加熱するとほとんどアレルゲン性を失う。一方オボムコイドは熱に強く、十分に加熱しても一部が残る」

牛乳「β-ラクトグロブリンは50〜90℃の加熱でアレルゲン性が増加し、90℃以上でアレルゲン性が低下するという報告がある」

小麦「小麦の主要蛋白はグルテンだが、加熱によっても抗原性が低下しないため注意が必要」

出典:食物アレルギー研究会/日本乳業協会/日本食品科学工学会誌(加熱調理が小麦アレルゲンに及ぼす影響)

三つとも、加熱に対するふるまいが違います。 一つの食べ物で分かったことを、別の食べ物に当てはめることはできません。

二 卵 ── 同じ十二分でも、成分によって結果が違います

乳幼児子ども
よく焼けば、食べられるようになる。

「12分加熱すると、オボアルブミンは生卵の1/10,000に減るが、オボムコイドは1/8にしか減らない」

症状の出にくさ「生卵 → 半熟・温泉卵 → 卵焼き → 固ゆで・薄焼き」

「鶏卵アレルギーは主に卵白が原因で、多くの子は卵黄から除去を解除できる」

「電子レンジ500Wで4分ではオボアルブミンのアレルゲン性は大きく減らない。見た目は凝固していても高いまま」

出典:食物アレルギー研究会(鶏卵アレルギー)/食品安全委員会/水戸済生会総合病院/こどアレ@小児科医/たけうちファミリークリニック

どの段まで食べられるかを決めるのは、負荷試験と主治医です。

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三 牛乳 ── 温めると、一度強くなるという報告があります

乳幼児子ども
卵と同じで、加熱すれば弱くなる。

「β-ラクトグロブリンは50〜90℃の加熱でアレルゲン性が増加し、90℃以上でアレルゲン性が低下するという報告がある」

「カゼインは加熱しても構造があまり変化せず、アレルギーの起こりやすさはほとんど弱まらない」

「発酵にてもカゼインは分解されにくいため、ヨーグルトやチーズでもアレルゲン性はあまり低下しない」

「『低アレルゲンミルク』は加水分解することで(分子量を小さくして)アレルギー反応を起こしにくくする」

出典:日本乳業協会/グリコ(保育に役立つ健康知識)/こどアレ@小児科医/casa-familyclinic

「ヨーグルトなら大丈夫」は、この文からは言えません。

四 小麦 ── 加熱ではなく「量」で差がつきます

子ども大人
よく焼いたパンなら大丈夫。

「グリアジンをはじめとする小麦アレルゲンの一部は熱や消化に比較的安定で、加熱後の食品でも症状を起こしうる」

「中力粉で作るうどんの方が、強力粉で作るパン・パスタより抗原性が低い」

「薄力粉<中力粉<強力粉の順で含まれる小麦の量は増える」「食パンよりフランスパンの方が小麦量が多い」

「蛋白分解酵素で低アレルゲン化した小麦粉を使った食品が市販されている」

醤油「食物アレルギーを引き起こす小麦タンパク質は、醤油の醸造(発酵)過程で酵素により分解され、最終製品では検出されないレベルになる」

「醤油は通常除去する必要がない(非常に重症な場合を除く)」

「重症では発酵製品でも症状が出ることがあるため医師への相談が必要」

「通常は」と「重症では」が同じ資料の中に並んでいます。どちらに当てはまるかを決めるのは医師です。

出典:日本食品科学工学会誌/おやなぎアレルギークリニック/豊洲イーウェルクリニック/鬼沢ファミリークリニック/おおば小児クリニック/食品安全委員会/山梨大学医学部附属病院アレルギーセンター/日本醸造協会誌(醤油醸造における小麦アレルゲンの分解機構)/キッコーマン

五 「食べられる量」も、階段になっています

乳幼児子ども大人高齢者
食べられるか、食べられないかの二つ。

「食物アレルギー管理の基本原則は『必要最小限の除去』」

負荷試験の目的「①確定診断 ②安全に食べられる量の決定 ③耐性獲得の診断」

「リスクの高い患者では少量から始め、陰性なら中等量、日常摂取量へ進む」

出典:食物アレルギー研究会(食物経口負荷試験)/厚労科研 海老澤班 OFCマニュアル2023/環境再生保全機構/青山アレルギークリニック

どの量から始めるかを決めるのは、負荷試験と主治医です。

六 家で作るとき ── 途中から分ける方法が書かれています

乳幼児子ども
アレルギーの子の分は、別に作る。

「家族全員の食事を作る場合は先に食物アレルギーに対応した料理を作り、本人専用の器に入れてふたやラップをしておくと、家族の料理との混同を防げる」

「先に調理し、見た目が家族と同じ料理に近づけるために、アレルゲンになる食品を加える前の調理途中から分ける」

「本人専用の食器があるほうが、盛りつけ・食べ間違いの危険を減らせる」

「重症の場合は、箸やスプーンを含めて本人専用の食器を用意」

「原因食物を本人の手の届かないところに置く、残ったものを放置しない」

出典:日本栄養士会/環境再生保全機構/明治(日常生活で気をつけること)/ニッポンハム Table for All/健康長寿ネット

箸やスプーンまで分けるのは「重症の場合は」と書かれています。 この条件を落とさないでください。落とすと、必要のない負担が増えます。

七 離乳食 ── はじめて食べさせるとき

乳幼児
早く食べさせると、アレルギーになる。

「離乳食の開始を遅らせても、食物アレルギーの予防にはならない」

「新しい食物は、小児科が開いている日中に与える。症状が出たときにすぐに医療を受けられるように」

「新しい食物は1日1種類。一度に複数だと原因が特定できない」

「ごく少量から。ひとくちから始めて少しずつ増やす。少量では反応が出なくても、量が増えると出ることがある」

出典:母子栄養協会/摂津市/アルバアレルギークリニック/明治(知って!食物アレルギー)/雪印メグミルク/MIMI STAGE

いつ、何から始めるかを決めるのは、主治医です。

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