一 加熱 ──「火を通せば大丈夫」は、三分の一しか当たりません
卵「オボアルブミンは卵で最も多いタンパク質だが、十分に加熱するとほとんどアレルゲン性を失う。一方オボムコイドは熱に強く、十分に加熱しても一部が残る」
牛乳「β-ラクトグロブリンは50〜90℃の加熱でアレルゲン性が増加し、90℃以上でアレルゲン性が低下するという報告がある」
小麦「小麦の主要蛋白はグルテンだが、加熱によっても抗原性が低下しないため注意が必要」
出典:食物アレルギー研究会/日本乳業協会/日本食品科学工学会誌(加熱調理が小麦アレルゲンに及ぼす影響)
三つとも、加熱に対するふるまいが違います。 一つの食べ物で分かったことを、別の食べ物に当てはめることはできません。
